借金整理を秘密にしたい
Q.借金が返せないので債務整理をしたいのですが、家族や勤務先にバレないように、内緒にしたまま借金の整理はできますか?
A.家族、職場に秘密で債務整理をすることができます。
借金の整理を、周りの方に内緒にしてできるかというのは、債務整理のよくあるご質問の一つです。
借金の話は、家族や友人にもなかなか話しづらいですし、ましてや勤務先の会社や上司・同僚などには、とてもじゃないですが言えないですよね。
債務整理の手続きは、司法書士がお客様に代わって、債権者に通知を送り、交渉をします。貸し金業者との書類のやり取りも、すべて司法書士事務所を通して行われますので、周りには内緒で手続きをすることが可能です。
連絡方法も配慮します
また、司法書士はらこ事務所では、お客様との連絡方法についても細かく打ち合わせをさせていただいています。司法書士や弁護士から電話がかかってきたり書類が届いたりくると、借金のことを怪しまれるかもしれないという配慮を十分に注意して行っています。
たとえば、家の固定電話だと、他の家族が出てしまうかもしれないので、連絡は携帯電話やメールにしてほしいとか、書類のやりとりは司法書士の事務所名が書いてある封筒ではなく個人名で送ってほしい、直接事務所に取りに行くようにしたい、など、ご家庭の事情に合わせて対応いたします。
過払い金の請求
過払い金が出ている場合にも、司法書士がすべて代理で請求を行います。
過払い金の金額や、消費者金融会社の対応によっては、過払いを取り返すために裁判を起こして請求することもあります。裁判の場合も、司法書士がお客様の代わりに裁判所に出廷して手続きできますので、お任せいただければ大丈夫です。
貸金業者から訴えられた場合
サラ金などの貸金業者から裁判で訴訟を起こされたり、支払督促を送られたりした場合は、一刻も早い対応が必要です。
支払督促が届いているのに放置してほっておいたり、裁判に出頭しなかったりすると、仮執行宣言付支払督促や裁判所の判決などのいわゆる債務名義を取られてしまいます。
この債務名義を取られると、強制的な取り立てがされてしまいます。
判決などの債務名義を取られた場合
債務名義を取られた場合の強制執行とは、たとえば、銀行など金融機関の預貯金の口座を差し押さえられてしまったり、勤務先に対して給料の差し押さえをかけられたりします。
そして、勤務先の職場に給与の差押えをされると、会社のほうで支払の手続きを取る必要があるため、必然的に会社に借金がバレるということになるわけです。
こういった事態を回避するためにも、債権者からの督促が届いたら、まずは司法書士へご連絡ください。
なお、借金の時効などの問題もあるため、貸金業者に連絡する前に、司法書士や弁護士の法律の専門家に相談されることをおすすめします。
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